みなさんのお家は築何年ですか?
筆者の体感ですと、築10年くらいになると「10年も経てば蛇口の水漏れもするかあ」というような会話、築20年くらいになると、「この家ももう20年だからね。その割にはキレイに保ってるよ!」または「もう20年も経つと、劣化が目立つ場所が出てきたね」というような会話がされているように思います。
実際に修繕工事を依頼するかどうかはご家庭によりますが、工務店としては、せっかく建てたお家ですから、できるだけ長く、快適に住んでほしいという想いがあります。
そのためには、定期的な点検やメンテナンス、リノベーションがオススメです!
とはいえ、お値段が気になるところだと思います。
先の見通しを立てやすくするためにも、今回は、築年数10年、20年、30年、40年の年数別にメンテナンス費用をまとめてみました。
(ご家庭によって幅があるものなので、参考程度だと思いますが……。)
【築10年】
築10年は、お家にとってターニングポイントのひとつです。
施工から8〜10年経つと、経年劣化が目立ってくる箇所が見られ始め、点検の機会です。
ちょっと怪しいかな?程度の箇所もあると思いますが、それを放置・修繕を先延ばしにしてしまうと、思わぬ修繕に発展し費用が嵩んでしまう可能性があります。
修繕時期は、業者に点検してもらって判断することをオススメします。
また、築10年になると、洗濯機やエアコンなど大型家電の買い替えの必要が出てくる場合も多いです。
このことも考慮すると、築10年でのメンテナンス費用は数十万円〜200万円程となります。
【築20年】
築20年になると、排水管の交換など劣化に伴う修繕が増えてきます。
場合によっては、壁紙クロスの張り替えやフローリング、畳の交換、浴室やトイレなどの全体リノベーションが必要となります。
日頃のお手入れや扱いによっては、20年でもまだまだ大丈夫!というご家庭も多いのでご安心ください。
もしリノベーションとなれば、築10年よりも施工の規模が大きくなるため、築20年でのメンテナンス費用は150万〜300万程となります。
【築30年】
築30年では、外壁のひび割れや剥がれ、屋根の劣化に伴った全面取り替えのケースが出てきます。
特に、雨漏りや湿気によるカビの繁殖を防ぐためには必須となる場合があり、築20年よりも大規模なメンテナンスとなります。
しかしながら、外壁の材質等によりほとんど経年劣化を感じさせないご家庭もあります。
例えば、外壁にタイルを採用しているご家庭の外観は、ほとんど新築当時と変わらずキレイなまま保たれています。
日々のお手入れ、点検・メンテナンス、新築時に採用した材質などにより劣化の程度にも幅があることから、築30年でのメンテナンス費用は400万〜800万程となります。
【築40年】
いよいよ築40年です。
築40年ということは、お住まいのご家族もプラス40歳であることも少なくありません。
そのため、間取りの変更をしたり、バリアフリー仕様にリノベーションをした方が快適に住める可能性があります。
また、断熱材の劣化に伴う断熱リフォーム、耐震性を考慮した耐震リフォームが必要となる場合もあります。
建築時に、高材質なものを使ったとしても、劣化がみられる場合が多くなりますので、それなりのメンテナンス費用が必要となってきます。
とはいえ、日頃のお手入れや点検などによってある程度維持してきたご家庭と、ほとんど何もせず40年経っているご家庭ではかなりの差が出てきます。
快適に暮らすため、フルリノベーションをするとなると、築40年でのメンテナンス費用は500万〜2000万円程となります。
【最後に】
今回は、築年数別のメンテナンス費用をまとめましたがいかがでしたか?
ご家庭によってかなり金額に幅があるものなので、ひとつの目安とお考えいただければと思います。
お家の寿命は、定期的な点検やメンテナンス、リノベーションによって延ばせる可能性があります。
日頃のメンテナンスの積み重ねによって、大規模工事が延期できたり、トータルのメンテナンス費用が抑えられるかもしれません。
また、それらに備えるためにも、月1万円でも良いのでメンテナンス費用として積み立てるのもオススメです!
条件や予算にもよりますが、補助金や助成金が利用できることもあります。
針谷工務店では、そのような提案やご案内もいたしますので、お気軽にご連絡ください♪
お見積りは無料、お客様のご予算・ご要望に合わせた工事提案を致します。
ご連絡お待ちしております(o^^o)
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