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気付かないうちに熱中症!?室内熱中症に注意


朝の通勤時間帯でも肌が痛いほどの日差し、暑さ。

強い日差しが続く夏、特に心配なのが熱中症です。


そして、屋外はもちろん、室内でも熱中症になります

室内は、直接太陽が当たらないため、知らず知らずのうちに室内熱中症になっていた、というケースもたくさんあります。


どのような空間で熱中症になりやすく、どのような対策が有効なのか知っておくことが大切なので、室内熱中症対策についてまとめたいと思います。


(画像:LIXIL)

【室内熱中症になりやすい空間と対策】

・室温が高い

室温が高いと熱中症になりやすいです。

室温は、28℃以下をキープするようにしてください。

室温上昇を抑えるためには、日差しは窓の外側でカットするのも有効です。

外付け日よけなどを設置すると良いでしょう。


・湿度が高い

湿度が高いと、熱中症を引き起こす要因になります。

室温28℃であっても湿度が71%以上になると、熱中症の厳重警戒レベルです。

湿度は40〜60%を目安にしてください。

エアコンの除湿モードなどを併用しましょう。


室温と湿度を常に確認しておくことも大切ですので、室内に温度計、湿度計を設置するのもオススメです。

リビングや寝室のように長時間居る部屋だけでなく、各部屋や浴室付近にも設置するのがオススメです。


・風がない

風がない空間も熱中症には要注意です。

エアコンや扇風機、サーキュレーターを利用して、空気を循環させる工夫をしてください。

効率よく室温を下げることができるという意味でもオススメです。


【水分補給のポイント】

前述では、空間への対策をお伝えしましたが、熱中症対策には水分補給も重要なポイントです。

・こまめに水分補給

まずは、なんといってもこまめな水分補給が大切です。

人間は、汗をかく以外にも、呼吸、皮膚呼吸によって水分を失っています。

室内だと、のどの渇きを感じにくくなることもあり、気付かない内に脱水していることもあります。

また、トイレの回数を気にして、水分摂取を控えている方もいらっしゃるので、注意が必要です。


のどが乾いていなくても、こまめに水分補給をするように心がけてください。

水分補給と同時に、適度な塩分補給をすることもオススします。


水分補給が苦手な方は、小さなコップに少量ずつ注いで、複数回に分けるようにすると飲みやすくなりますよ。


・入浴後の脱水に注意

入浴後の水分補給も忘れないようにしましょう。

入浴でも人間の水分は失われています。

脱水により熱中症を引き起こす危険性がありますので、入浴と水分補給はセットで考えるようにするのがオススメです。


・涼しい室内に入った時に注意

気温が高く、暑い屋外から涼しい室内へ入ると、「涼しい〜!」と感じると同時に体温が下がります。

そうすると、のどの渇きが感じにくくなります。

本来は、汗をかいて失われた水分や塩分を補給するべきなのですが、それがされないまま室内で過ごしてしまう場合があります。

そして、その時には熱中症の症状が現れないものの、数時間後や翌日に現れてしまいます。

涼しい室内に入ったら、のどが乾いていなくても、水分補給をするようにしましょう。



身体の疲れ具合や睡眠不足によっては、対策をしていても熱中症になってしまうことがあります。

そのため、熱中症対策をしていても、熱中症様の症状が現れたら、都度対策し、場合によっては医療機関を受診するようにしてください。


めまいや立ちくらみ、吐き気、筋肉の痙攣など、暑さと関係なさそうに見える症状が、熱中症初期症状の可能性もあります。

暑い時期、いつもと体調が違うな、と感じたら熱中症の可能性も考えて、対応するようにしてくださいね。


針谷工務店では、お家に関するお困りごとやリフォーム・リノベーションのご依頼を承っております。

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